塗料の情報館

水性中膜エポキシ塗装

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自社ビル倉庫床面を10年ぶりに再塗装!!!新築以来の箇所もある。
今回はただの試験施工ではない。総力を挙げて行う究極のDIY
A社の新製品水性中膜塗装を行う。

水性中膜エポキシ塗装

項目 写真
施工前。旧塗膜は1液アクリル。汚れ劣化がすさまじい。ここは30年間手つかず。
ラッカーシンナー+洗剤+マジソルなどの専用洗剤を駆使して汚れを除去。塗料などの異物もスクレーパーで除去
汚れが落ちないところは必殺全面研磨
ひびわれはすべてUカット〜エポキシ樹脂充填+凹み欠損もパテ処理
下地調整材塗布。できるかぎり凹凸をなくす。
作業スペースは普通のウレタンで仕上げる。どうもがいても汚れるので塗り替えを想定して薄膜でいく。 全体写真を撮る前に荷物を置いてしまい、痛恨の極み
前回塗装した厚膜塗膜剥離
クラックUカット・凹み欠損部分〜エポキシ樹脂
うす膜ウレタン部分は全面水研ぎ研磨
※後日、仕上がった後すべて旧塗膜まで剥離してもう一度やり直したという徹底ぶり
フィラー塗布〜最強の助っ人ジェットヒーター投入。夜間〜朝方の気温は5℃を下回るので、確実に乾燥硬化の工程を読めるようにする。
水性中膜エポキシ塗装
天井・壁面・床すべて完成。

ポイント

しっかり下地処理したおかげで、旧塗膜の不具合はなかった。わずか数個のリフティング(ちぢみ)ですんだ。手直し程度で先に進められる。
今回一番苦労したのは下地研磨時の「ほこり問題」。あえて吸塵機は使わなかった。養生シートで防御線を張ってプロアーで風を送りながら研磨。
掃除が大変だった。吸塵対策とか弾だんホイールには改善が必要だと思う。ガイドカバーがまるで役に立たない
剥離するのは楽だが下地のデコボコがもろに出るのも問題だ。

今回初めて使用した水性中膜二液型エポキシ塗料

メリット:水性で臭気がない。安全。下地を侵さない。要領さえわかればうす膜ウレタンより肉もち感ある仕上がりになる。臭気が気になる場所での水性仕様では最高級の材料となる。

デメリット:厚膜ほどの仕上がりにはならないが作業性は同じレベルが要求される。
横からの衝撃には強いが、縦の衝撃には弱い。よって、室内で歩行する分にはいい材料といえるが工場には向かないと断言しておく。

塗装した感想
この材料で厚膜を目指すのであれば最初から缶数を多めに用意してまいて塗るか、中膜として薄く2回塗るか、決めてかからないとこの材料は戦死する。
微妙な塗布量で、どこまでつけていいのかの判断が最初わかりづらい。

今回硬化促進剤を1袋入れて、最初ループローラーを使ってやったところ大苦戦
これはローラーが悪いわけではなく、材料との相性による。厚膜なみに塗布量を使っていい仕上がりにはなるのだが施工時間に手間取り、30分以内の使用時間と塗り継にかなり苦戦した。
材料も予定以上に使ってしまった。すぐに2缶目に突入。ローラーをツバサローラーミドルに変えたらスイスイ落ち着いてすばやく塗装できた。
しかしこの場合は作業性はいいのだが膜厚は中膜にとどまる。なるほど中膜だという感じだ。
厚膜なみに塗布量つけた部分と中膜部分と2通り試験施工できた。
厚膜なら多少の凹み部分も埋まってしまうのだが、中膜程度だとやはり2度塗らないと苦しい
一度作業すればコツを把握できるが、私からすると厚膜でもいけるので少し物足りない感じもする。
攪拌機と計量機は必需品で、塗装のスピード・作業性は厚膜と同じレベルが要求される。
可使時間はそれほどシビアではないが塗り継ぎ時間は厚膜並みに急がないと間に合わない。
うす膜と同じ要領で塗装して、それ以上の耐久性を目指すという塗り方が望ましい。
この材料は私はウレタンくんローラーが一番いいと思う。シンプルに薄く2回塗装したほうがゆず肌にならずにすむかも。

室内での水性しばり、しかも通常水性塗料よりも耐久性のある用途に使用すべし
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