塗料の情報館

マンセル番号色見本

マンセル色見本について

こんにちは。塗料業界のジェダイマスター山本です。マンセル表色系というのはマンセルという人が開発した色の立体図です。
下記に日本のJIS−Z−9101に規定されている安全色、および安全標識に対応するマンセル番号を掲載します。※主な色のみ。画面だとくすんでしまうので正確な色ではありませんが。

防火・禁止・停止・高度の危険 7,5R4/14
黄赤 危険、航海、航空の保安施設 2,5YR6/14
黄色 注意 2,5Y8/12
安全、避難、衛生、救護、保護、進行 10G4/10
このページの上へ

マンセル色相環について

色相: 色の基本となる赤(R)・黄(Y)・緑(G)青(B)・紫(P)の5色を円周上に等間隔に配置し、それぞれの中間にさらに黄赤(YR)・黄緑(GY)・青緑(BG)・青紫(PB)・赤紫(RP)を加えて計10色相に分割されています。

明度:白から黒まで色の明るさをいいます。9.5〜1まであります。

彩度:色の鮮やかさをいいます。日塗工の区分で0.5〜14まであります。

明度が2で暗いのに彩度が14とか鮮やか過ぎる色というのはまずありえません。 彩度が10を越えるような色というのは色がくっきりあざやかにでていないといけないので明度が低すぎるということはありえないのです
2007年、悲願のマンセルブックを購入!!!!。これで色の方向性がある程度把握できるので調色の精度が向上しました。

マンセル番号での調色注文例

まともな マンセル記号    7,5BG6/1,5

この色の場合、 

  7,5BG・・・・・色相:1〜10まであるブルーグレーのうち青(B)に近い色
6   ・・・・・・明度:1〜9,5まである明度のうち、1は暗い、9,5は明るい。6は中間よりすこし明るい
1,5 ・・・・・・彩度:1〜14まである彩度のうち、0に近づくほど無彩色グレーに近づく。14は最も鮮やかな色を示す。1,5は比較的暗い色であることがわかる。
この場合、色相でいえば、BG=となりの10G。10BG=となりのB  というように色相環が全てつながっています。よって11BGとか10を超える値は存在しません。
明度の場合は、0=真っ暗ということなので、どんな色であっても1を下回れば黒かそれに近いグレーになるはずです。
彩度の場合は、日塗工の数値限界である14を超えるような彩度はもう鮮やかすぎて色くっきりどころではない。
このマンセル番号は日本塗料工業会の見本に掲載されているので見て調色することが可能です。

問題のある場合

最近「測色計」とか光学機器を使って色を読み込み、マンセル値に置き換えて色を調合してくれという注文が増えてきていますが、その番号がめちゃくちゃで色自体が存在しないのではないかというような番号で言われることが多い。
そもそも、マンセル記号だけで調色するには、色見本でぴったりの色があった場合にはいいのですが、まるでかけ離れた番号の場合は「創造・イメージ」で作るしかありません。

機械で色を測色して数値をだし、色を作ったところで指定された実物と色がかけ離れる可能性は高く、この場合は色見本を送っていただいたほうが確実なのですが。
難しい注文例

3,1Y8,3/15,6

この場合の色の解説・・・黄色Yが10に近づいていくと緑味を帯びてGYになる。逆にゼロYはオレンジが入るので赤みを帯びる。3,1Yは比較的黄色メインであることがわかるがそもそもこの0,1ってどうしろというのだ。

さらに明度の8,3。明度は比較的わかりやすい。白をたしていけば明るくなるので。無彩色の明度基準をもとに作ればそこそこわかる。

彩度の15,6というのはなにかのギャグか?これは表現のしようがない。

ここまでくると原色の黄色に白を足して明度と色相を表現するしかなくなってくる。

一体どこからこの番号が指定されてきたのか源流をつきとめない限りイメージ調色になるので難しいです。

このページの上へ
このページの上へ